設楽ダム容認派の現職再選 愛知・設楽町長

国が計画する設楽ダムの建設予定地である愛知県設楽町で20日、町長選が投開票され、ダム建設容認派の現職が反対派など新顔2人を破り再選を果たした. 総費用約3千億円のうち県は1400億円を負担. 大村秀章知事は「多くの方々の意見を聴き適切に判断する」と賛否を留保しているが、判断に影響しそうだ. 再選を決めた横山光明氏(63)=無所属=は「ダムという存在を無視できず、活性化の手段としてまちづくり計画に位置づけている」と強調. 「40年間、国や県から建設に協力を求められてきた. 県政の責任で事業を全うしてほしい」と建設推進を求めた. 1991票を獲得し、ダム計画中止を訴えた市民団体代表の市野和夫氏(67)の760票を大きく上回った. 横山氏の陣営幹部は「住民の判断を尊重し、知事は速やかに判断すべきだ」と話す. 設楽ダムは1973年に計画が公表され、当初は町議会が反対を決議. 09年2月に国、県、町で建設合意の調印をしたが、同年9月に誕生した民主党政権の前原誠司国土交通相(当時)が計画凍結を指示した. 自民党政権に戻った後の今年2月、国土交通省中部地方整備局は、洪水対策や利水などの方法としてダム建設が最も有利とする再検証結果をまとめている.

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